今を生きていることは、奇跡の連続で成り立っています。そんな事を思うようになったのは、当たり前にあった毎日が急変したあの日のことです。私が小6の時、母が交通事故でこの世を去りました。いつもの毎日と母の愛はどこか遠くに消え、時間だけが過ぎていきました。私は心で受けとめきれず、見て見ぬふりをして、自分の心を後回しに、自分の事よりも誰かのために動く自分を優先するようになりました。自分の感情や想いを蔑ろに扱い、子育て中もこどものためにと自分を犠牲にし、今思えば心と身体は疲労困憊で、それすら自分で気づいていない状態でした。そんな中でヨガと出会い自分の心と身体を想う時間が増え、本来の私に戻っていくのを感じています。
人は生きていく中で、体験や経験を繰り返し人としての土台を作ります。その土台こそが、自分自身の財産であり、本来あるべき自分の軸になると私は思います。
去年、育ててくれた祖母が病気でこの世を去りました。最後の気力を振り絞り、「ありがとう。幸せでした。」この一言が今も心に響いています。今、生きている人生は誰のための人生ですか?自分を想い、感じて、受けとめて、当たり前に在る毎日が幸せであると感じるように、心と身体を内側から整えて、本来あるべきありのままのあなたへ導くために活動しています。
このBeauty Japanという大会を通して、ファイナリスト達の想いが届き、1人でも多くの人が心から美しく在ってほしいと願っています。