お化粧をすること、それは誰でもない自分を大切にすること。
近年の日本をみると結婚・出産後も多くの人が働き、年齢を重ねてもなお続きます。
さらに核家族化が進み、助けを求める声をあげることすら気軽にできません。
そんな中で、夫や子どもではなく自分自身が綺麗になることを楽しむ、
それは簡単に出来ることではありません。あまりにも忙しすぎるのです。
私は東京で生まれ育ち、銀座・渋谷を中心に約9年間百貨店でビューティーカウンセラーとして勤めてきました。そして三重県に縁あって嫁ぎ、1児の母となりました。
多くのお客様と接して感じたこと、それは自分に似合う化粧品を選び購入して幸福を感じることができる人はそう多くないということ。
母親だから、もう年だから、肌質や顔のつくりなど、無意識に固定概念の檻に自分を当てはめてしまいお化粧することを純粋に楽しむことから遠のいてしまうのです。
だからこそ私は、三重県という土地で『メイクアップ・手作りコスメ教室』を開きたいと考えます。
お客様が「ここに来たときは焦らずに、素直になりたい姿を求められる」そう思っていただけるような心の休息場所をつくりたいのです。
手作りのお化粧品という品物だけではなく綺麗になる『ときめき』も日常に持ち帰ってもらいたい。
お化粧をとおして自分自身を大切に思うこと。社会人、妻、母親、立場が変わっても自然にそれが出来る世の中の構築に少しでも貢献したい。それが私の人生の目標です。