loader image
Beauty Japan NAKANIHON / GIFU

2025

森脇友里

YURI MORIWAKI

おむすび屋オーナー

『すべての人が外食を楽しめる世界へ』
“ごはんは口から食べるもの”だと思っていました。
私の息子はお腹の中にいるときに重度の脳の障がいがあることがわかり、重度障がい児として産まれてきました。
わが子に教えてもらった知らなかった世界。
飲食業界23年。飲食のお仕事をしているのに私は「食べる」ことは“生きること”ということに気付いたのは息子を産んでから。
息子を通してたくさんのこども達、ハンディキャップのある人達に出逢い、乳幼児から高齢者まですべての人が外食を楽しめる世界を作りたいと思い「おむすびカフェにこり」ができました。
“口から食べる”ことは当たり前ではなく、その人のそれぞれの食事形態があり、それぞれの生活があり、その中に「外食をする」ということが困難と感じている人達はたくさんいます。
私はこの今の日本の飲食業界を変えたいという想いが大きくなってきた今、このBeautyJapan中日本大会を通して、この想いを多くの人達へ届けたいと思います。
また、おむすびカフェにこりでは、飲食店としての営業と、毎日こども食堂の「お福わけおむすび」と、放課後のこども達の居場所(サードプレイス)として「宿題カフェ」を運営しています。
店舗営業とこども達の居場所作りをしながら、日々地域に寄り添う唯一無二の飲食店経営をしています。
“街に住む人達が、街に住むこども達を育て見守る地域づくり”
福祉と子育てと食
皆がキラキラ輝く世界になりますように。心を込めて毎日おむすびを結びます。